のぼうの城(映画)

観て来ました!!!



のぼうの城
原作を読んでから
とにかく早く映像で観てみたかった作品だったので
期待を裏切られたら・・・
って思いもどこかにあったけど
大丈夫!!!
裏切りません♪
実際に城にも行って来たのでスゴクリアル感が溢れてきて
身近に感じながら映画を観れました



最初の佐藤浩市の馬駆けのシーン
とにかく美しくてカッコE!!!
作品を通して佐藤浩市のカッコ良さが引き立っていた感♪


でもやっぱりこの作品はこの人だった
野村萬斎!!!
のぼうぶりはまさにはまり役だったと思う
しかもどことなく気品もあって
農民の中に混じっても違う世界の人って感が佇んでいた
飄々とした掴みどころの無い表情
細かい表情の変化などなど
「天才」「非凡」の片鱗を彷彿させてます!!!
田楽踊りはヨクわからないけど
あんなに人の心をつかんでしまうものなんですか?
それはあの時代に生きる人にしかわからないのもだけど
「悪人になる」
って言っての田楽踊り・・・
は少し分かりにくかった感もあったかかなと・・・^^;


酒巻靭負の成宮寛貴
ちょっとミスキャストぢゃ?ってたけど意外にヨカッタ♪
でも原作にあった魅せ場がカットされていて残念><


ぐっさんも貫禄あってヨカッタ
Eスパイス的な^^
それから・・・
脇のキャストで言うなら城主成田氏長役の西村雅彦とか
後妻の鈴木保奈美とか農民役の前田吟とか
存在感あって素敵でした


でも・・・
最後の最後のシーン
のぼうに正木丹波守利英・・・佐藤浩市
「姫を想っていたんだろ」と問うシーン
あそこがカットされていたのがめっちゃ悔しぃ><
ところどころでは魅せてたけど・・・
でもあれがあってこそ
この戦の真の意味がわかる
っていうか
このままだと単に三成にまんまと騙されて・・・
っていうダケのお話になっちゃう><
映画だけ観たら戦をする事にした理由が曖昧になっちゃうんぢゃないかしら???
それに・・・
あのシーンにのぼうと丹波
2人の関係性が詰まってたハズだし
のぼうの本音が見えた素敵なシーンだったと個人的に想っていたので
本当に本当に残念で・・・><
水攻めのシーンのCGのちゃっちさよりも
100倍残念だった><
※水攻めのシーンは逆にリアルぢゃなくてヨカッタと思う



でもって敵方ですが・・・
ヨカッタと言えばヨカッタのだけど
三者三様というか・・・
なんかちぐはぐさはあった
特に石田三成はもう少し知的なイメージが・・・
大谷吉継はあぁ病気前の若いときはこんな感じなのかぁとか思えてヨカッタ
って言うか山田孝之が巧いw
でも個人的には長束正家がヨカッタ
彼の活躍?でこの戦は成り立つ訳だしその無茶くちゃぶりがヨク出てた♪
ヤなヤツをがっつりヤなヤツに演じててスゴイと思った
しかし・・・
結局の所サルが悪いんぢゃないかって事ぢゃん(笑



最後に・・・
芦田愛菜ちゃんのシーンは特にいらないんぢゃ???
って感だった
だったら他のも入れてほしいシーンがたくさんあった
それと甲斐目姫役の榮倉奈々・・・
まぁうん
アリなのかなぁw


なぁんて
ブツブツ言いながらもかなりの良作だったんぢゃないかと思います♪
きっと今年観た映画のベスト3に入るかなぁ
っていうか
もう1回観たい!!!
もう1回忍城行きたい!!!